コウガイゼキショウ Juncus prismatocarpus subsp. leschenaultii

2024.7.20 更新

コウガイゼキショウ

分類
イグサ科 イグサ属
植生環境
開花時期
6-9月 湿地 水辺
地域
全国
特記
 -
特徴
茎は30-40cm、扁平で狭い翼が見られます。葉も扁平で幅2-3mm。
頭花は集散状に付き、最下の苞は花序より短い。頭花には花は4-7個、内花被と外花被はほぼ同長、雄しべは3。果実は花被片と同長かやや長い。
備考
エングラー : イグサ科
類似種
ヒロハノコウガイゼキショウ : 葉の幅が広く、苞は花序と同長か少し短い。内花被片は外花被片より長く、果実は花被片の2倍長。
ハナビゼキショウ : 雄しべは6、果実は花被片より長く、赤褐色で光沢がある。最下の苞は花序より著しく短い。
タチコウガイゼキショウ アオコウガイゼキショウ ハリコウガイゼキショウ : 茎は円筒形~扁円筒形。
撮影地
2020.8 千葉市

コウガイゼキショウ

もっとも普通に見られるコウガイゼキショウ。休耕田に沢山見られました。 (2020.8 千葉市)

コウガイゼキショウ

花は集散状に付き、4-7個ずつ付きます。 (2020.8 千葉市)

コウガイゼキショウ

内花被片と外花被片は同長。雄しべは3、花柱3裂。果実は花被片と同長か、少し長い。 (2020.8 千葉市)


コウガイゼキショウ

茎は扁平で幅2-3mm。 (2020.8 千葉県四街道市)


(参考)

コウガイゼキショウ

普段、水に浸かっている場所で見られたもの。節から新たな茎を伸ばし始めていた。発根はしていなかったが、ヒロハノコモチコウガイゼキショウと呼ぶ型に近いものかもしれない。 (2024.7 千葉県山武市)