タチコウガイゼキショウ Juncus krameri

2024.7.20 更新

タチコウガイゼキショウ

分類
イグサ科 イグサ属
植生環境
開花時期
8-10月 湿地
地域
全国
特記
 -
特徴
丈は30-60cm、茎は円筒形で固く、直立します。茎葉は短く2-3個、円筒形で隔壁は明瞭。
頭花は3-10個の花からなり、内花被片は外花被片より長い。雄しべは花被片より短く、3-6本。最下苞は花序より長い。果実は3稜状楕円形で花被片より少し長く、先端だけ少し凹頭。
備考
エングラー : イグサ科
類似種
ハリコウガイゼキショウアオコウガイゼキショウ : 苞は花序より短い
コウガイゼキショウヒロハノコウガイゼキショウハナビゼキショウ : 茎は偏平。
撮影地
2024.7 千葉県山武市

タチコウガイゼキショウ

最下の苞が花序より長いのがアオコウガイゼキショウと区別するポイントになるようだ。茎は円筒状で固く、手で軽く倒すとバネのように戻る。 (2024.7 千葉県山武市)

タチコウガイゼキショウ

頭花は3-10個の花からなる。最下の苞(矢印)は花序より長い。 (2024.7 千葉県山武市)

タチコウガイゼキショウ

内花被片は外花被片より少し長い。果実は3稜状楕円形で褐色、花被片より少し長い。 (2020.11 千葉県銚子市)

タチコウガイゼキショウ

葉は円筒形・・・持ち帰ったら、やや乾燥して隔壁が明瞭になった。 (2020.11 千葉県銚子市)