ホナガクマヤナギ Berchemia longiracemosa

2025.7.12 作成

ホナガクマヤナギ

分類
クロウメモドキ科 クマヤナギ属
植生環境
山地
開花時期
6-8月  
地域
本州の日本海側
特記
 -
特徴
高さは2-3mの落葉低木。直立する。
葉は4-10cmの卵形~楕円形、円頭、側脈は7-11対、葉柄は8-16mm。
枝先に細い複総状花序に付き、2次花序は斜上する。花は小さく、黄緑色、花弁は平開せず、先は爪状、萼裂片は三角形。果実は長さ7-8mmの長楕円形で翌年の花期前に赤→黒紫色に熟す。
備考
エングラー :  クロウメモドキ科
類似種
クマヤナギ :ツル性。 葉は4-6cmと小さく、二次花序は横に出る。果実は倒卵形。
撮影地
2025.6 新潟県魚沼市

ホナガクマヤナギ

茎は直立してツル状にならない。葉は大きく、花序は枝先に付き、二次花序は斜上して伸びる。 (2024.5 新潟県阿賀町)

ホナガクマヤナギ

果実は長さ7-8mmの長楕円形。2次花序の枝は斜上気味に出る。同時に蕾花序が見られた。 (2025.6 新潟県魚沼市)

ホナガクマヤナギ

葉は長さ4-10cmとクマヤナギより大きく、卵形~楕円形、基部は円形~浅い心形、側脈は7-11本。 (2025.6 新潟県魚沼市)

(虫こぶ) クマヤナギハフクロフシ

ホナガクマヤナギ

クマヤナギの仲間共通に見られる虫えい。クマヤナギトガリキジラミによるもの。葉裏はホチキスで留めたような、表から平にギュッとつまんだような感じ。 (2025.6 福島県北塩原村)