クロウメモドキ Rhamnus japonica var. decipiens

2023.4.3 作成

クロウメモドキ

分類
クロウメモドキ科 クロウメモドキ属
植生環境
山地
開花時期
4-5月  
地域
本州~九州
特記
 -
特徴
落葉低木。雌雄別株。長枝の先には刺が見られる。長枝の葉は対生、短枝では束生状、倒卵形~倒披針形、長さは各2-7cm、先は急に尖り、基部はくさび形1-2cmの柄があり、鋸歯は細かく先は鈍い。葉表は無毛、裏面脈上に毛がある。
雄花は3-6個、雌花は1-3個ずつ葉腋に付き、淡黄緑色、径4mm、4数性、花柄は4-6mm、雌花の花柱は2-3裂。果実は球形、径6-7mmで黒色に熟す。
備考
エングラー : クロウメモドキ科
類似種
 
撮影地
2023.4 千葉市

クロウメモドキ

枝はよく分枝、花は短枝の葉腋に多く付いていた。写真は雌株。花は地味で目立たなかった。 (2023.4 千葉市)

クロウメモドキ

雌花。葉腋に1-3個ずつ付く。ここでは3葉に対して7花が付いている。雄花は3-6個ずつ。 (2023.4 千葉市)

クロウメモドキ

雌花。花径4mm、柄は4-6mm。 (2023.4 千葉市)


クロウメモドキ

葉は2-7cmの倒卵形~倒披針形、先は急鋭頭、基部はくさび形、1-2cmの柄がある。縁の鋸歯は細かくて鈍い。葉裏脈上に毛がある。 (2023.4 千葉市)