ハナミョウガ Alpinia japonica

2022.5.25 更新

ハナミョウガ

分類
ショウガ科 ハナミョウガ属
植生環境
里 山地
開花時期
5-6月 林内
地域
関東以西
特記
 -
特徴
丈は40-60cm、葉は長さ20-40cmほどの広披針形と大きく、軟毛が見られます。
花序は偽茎の先に付き、15cmほどの穂状花序で、はじめ葉に沿って伸びます。花は紅白の縞状の模様のある唇弁と、その上に花被の中裂片に沿って雄しべと雌しべが目立ちます。
備考
エングラー : ショウガ科
類似種
 
撮影地
2013.5 千葉県鋸南町  他

ハナミョウガ

花は偽茎の先に総状に付き、長さ15cmほど。花期に見られる葉は前年の葉。 (2013.5 千葉県鋸南町)


ハナミョウガ

花は長さ2cm弱くらい、筒部は萼で覆われており、萼の上半は赤い。それより上に見えているのが花冠の裂片。 (2022.5 千葉県君津市)


ハナミョウガ

A~Cが花冠裂片。B'は唇弁の付属帯。Dは萼。 (2022.5 千葉県君津市)


ハナミョウガ

果実は広楕円状球形で微細な毛が見られます。 (2017.11 千葉県鴨川市)


ハナミョウガ

花後に新葉が出て、長さ20-40cmの広披針形~披針形、偽茎に互生します。写真は秋に見られた当年葉。 (2017.11 千葉県鴨川市)