シュウカイドウ Begonia grandis


シュウカイドウ

分類
シュウカイドウ科 シュウカイドウ属
植生環境
里 山地
開花時期
8-9月 林内 林縁
地域
外来種 (中国・東南アジア原産)
特記
 -
特徴
ベゴニアの仲間で、森の中や陽当たりの悪い所などで見かけます。雌雄同株。
丈は大きく、60-70cmくらいになります。葉は互生で8-15cmの偏卵状心形、基部は傾いた心形。
花は長い柄があり、雄花に少数の雌花が混じり、花序は垂れます。 雄花は花被は4枚で大きな2枚は萼、小さな2枚が花弁。雌花の花被はふつう2枚で、3稜がある子房が目立ちます。
余談
語源は「秋咲きの海棠(かいどう)」。海棠とは和種名ミカイドウ(Malus micromalus バラ科リンゴ属 中国原産)のこと。植栽されるハナカイドウはその園芸種。
備考
エングラー : シュウカイドウ科
類似種
 
撮影地
2008.9 千葉市  他

シュウカイドウ

花序には雄花と雌花の両方が付き、雌花は長い柄があって垂れ下がる。 (2015.9 千葉市)


シュウカイドウ

左が雌花、右が雄花。 (2016.9 栃木市 / 2015.9 千葉市)


シュウカイドウ

葉は偏卵状心形。 (2017.9 千葉市)