フッキソウ Pachysandra terminalis


フッキソウ

分類
ツゲ科 フッキソウ属
植生環境
山地
開花時期
3-5月 林内
地域
全国
特記
 -
特徴
茎の下部は地を匍い、丈は20-30cmほどの低木です。葉は柄があり、3-6cmの倒卵状ヘラ形で、1-3対の鋸歯があり、基部はくさび型、表面に光沢があります。互生ですが、輪生しているように見えます。
花は茎頂に穂状に付き、20-25個の雄花の下に少数の雌花が付きます。雄花は多数で10mmほどある3-4本の花糸が目立ちます。雌花の花柱は2。
備考
エングラー : ツゲ科
類似種
 
撮影地
2008.5 長野県上高地  他

フッキソウ

茎の下部は地を匍い、丈は20-30cmほど、茎頂に花序を付けます。 (2018.4 長野県白馬村)


フッキソウ

花序の上部大半は雄花。一番下に見えるのが雌花(矢印)。 (2018.4 長野県白馬村)


フッキソウ

左:雌花 花柱は2  右:雄花 雄しべは3-4。 (2018.4 長野県白馬村)


フッキソウ

葉は倒卵状へら形、基部はくさび型、無毛のようです。多少光沢から見られました。 (2018.4 長野県白馬村)


フッキソウ

実は白く球形。上では翌年の蕾がもう上がっています。 (2009.10 長野県上高地)