コウキクサ

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サトイモ科 Araceae
ウキクサ科 Lemnaceae
葉状のまま越冬するウキクサ。
葉は明るい緑色で3-4mmの広楕円形~広卵形、厚みがあり、3脈があるも不明瞭。裏面は淡色。根はふつう1本で3-8mm、先端は鈍頭。
花は希。
非常によく似たナンゴクアオウキクサは根の先端が鋭頭。

 

2016.11.21 作成
  • 全体
  • 全体2
  • 葉2
  • 花2

コウキクサ-全体

11月下旬にもなると、普通のウキクサは姿を消し、本種ばかりが目に付きました。
(2016.11 千葉市)

コウキクサ-全体2

(2016.11 千葉市)


コウキクサ-葉
葉は2-4mmほど。
多くは3mmまでで、広楕円形~広卵形でした。中央の脈に突起が見られ、
側脈(矢印)は光の加減でかろうじてわかる程度で多くは不明瞭。(2016.11 千葉市)

コウキクサ-葉2

(2016.11 千葉市)


コウキクサ-根

根の先端は丸い。
(2016.11 千葉市)

コウキクサ-花

開花は希とされますが、花ではないかと思われるものが見られました。
(2016.11 千葉市)

コウキクサ-花2

花と思われるものは推定径0.2-0.3mm。写真はほぼ等倍撮影したものですが、
構造までわかる写真にはならなかった。(2016.11 千葉市)