ヤドリギ Viscum album subsp. coloratum
(品種) アカミヤドリギ


ヤドリギ

分類
ビャクダン科 ヤドリギ属
植生環境
里 山地
開花時期
2-3月 落葉樹上
地域
全国
特記
 -
特徴
レンジャクが実を食べに来ることでも知られる樹上の半寄生の常緑小低木。雌雄別株。
葉は対生し、2-8cmの倒披針形~ヘラ形、全縁で厚みがあります。
花は小さく、花被片は黄色味を帯び、雄花は3-5個ずつ、雌花は1-3個ずつ付きます。果実は6-8mmの球形で秋に熟します。
果肉は粘液質で鳥の糞などで消化されず、そのまま排出されて樹木に付いて発芽します。
果実が赤く熟すものはアカミヤドリギと呼ばれます。
備考
エングラー : ヤドリギ科
類似種
 
撮影地
2018.11 山梨県北杜市  他

ヤドリギ

果期は寄生している樹木が落葉してよく見えますが、夏場はよく見えない。 (2018.11 山梨県北杜市)


ヤドリギ

花期。雄株と思われます。 (2020.2 千葉市)


ヤドリギ

果実は6-8mm、果肉は粘液質で、鳥がこの実を食べても粘液質は消化されずに糞として排出され、種子が樹木に張り付きます。 (2018.11 山梨県北杜市)


(品種) アカミヤドリギ f. rubroaurantiacum

アカミヤドリギ

果実の赤いものはアカミヤドリギ(f. rubroaurantiacum)と呼ばれます。 (2018.11 山梨県北杜市)