アオギリ

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アオイ科 Malvaceae
アオギリ科 Sterculiaceae
熱帯性の植物で、沖縄以南で自生しますが、関東以西の大平洋側の暖地で野生化しています。
高さ15mほどになる落葉高木。葉は15-25cmほどあり、掌状に3-5裂します。
花は大きな円錐花序に付き、雄花と雌花が同じ花序に混じります。花弁はなく、萼片5はねじれ気味に反り返ります。

 

2020.8.26 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 全体4
  • 果期
  • 花2
  • 花3
  • 実2
  • 実3
  • 葉2
  • 樹皮

アオギリ-全体

トウネズミモチと一緒にありましたが、一方が遠目で見て異様に花序が大きくて気づきました。周囲に10本ほど見られ、更に若い株も数本ありました。(2020.7 千葉市)

アオギリ-全体2

(2020.7 千葉市)


アオギリ-全体3

(2020.7 千葉市)


アオギリ-全体4
この木を中心に高さ10m弱程度のものが3-4本、 5m強のものが2-3本、4-5mのものが2-3本、その他若木が4-5本ありましたから、
毎年のように種子繁殖しているようです。(2020.7 千葉市)

アオギリ-果期

花序も大きいですが、果序はさらに大きく目立ちます。
(2020.8 千葉市)

アオギリ-花

花序は大きく、40cm以上あるように見えました。
(2020.7 千葉市)

アオギリ-花2

花弁に見えるのは萼で5裂し、裂片は反曲し少しよじれていました。
(2020.7 千葉市)

アオギリ-花3

萼は次第に赤みを帯びるようでした。
(2020.7 千葉市)

アオギリ-実

(2020.8 千葉市)


アオギリ-実2

苞にも見える大きな心皮の縁に種子がくっついている独特の姿。
心皮は1つの雌しべに5つあり、熟す前にバラバラになる。(2020.8 千葉市)

アオギリ-実3

ほぼ熟した状態。心皮が乾燥して光が透けるようになったので、
種子の付き方がよくわかりました。(2020.11 千葉市)

アオギリ-葉

葉は15-25cmと大きく、掌状に3-5裂。葉柄は長い。
(2020.7 千葉市)

アオギリ-葉2

周囲に若い株が育っていました。
(2020.7 千葉市)

アオギリ-茎

樹皮はなめらかで緑色。
(2020.7 千葉市)