アオギリ Firmiana simplex

2022.8.29 更新

アオギリ

分類
アオイ科 アオギリ属
植生環境
開花時期
5-7月  
地域
沖縄 但し関東以西の暖地で野生化
特記
 -
特徴
熱帯性の植物で、沖縄以南で自生しますが、関東以西の大平洋側の暖地で野生化しています。
高さ15mほどになる落葉高木。葉は15-25cmほどあり、掌状に3-5裂します。
花は大きな円錐花序に付き、雄花と雌花が同じ花序に混じります。花弁はなく、萼片5はねじれ気味に反り返ります。果実は熟す前に5裂(時に4裂)し、長さ7-10cmの舟形の心皮の縁に数個ずつ4-6mmの種子が付く。
備考
エングラー : アオギリ科
類似種
 
撮影地
2020.7 千葉市

アオギリ

花序は大きく、40cm以上あるように見えました。 (2020.7 千葉市)


アオギリ

花弁に見えるのは萼で5裂し、裂片は反曲し少しよじれていました。 (2020.7 千葉市)


アオギリ

葉は枝先に集まって互生し、葉柄は長く、葉身は長さ15-25cm、掌状に3-5裂。 (2020.7 千葉市)


アオギリ

果序も大変大きく、50cmくらいあって重みで先が垂れ下がる。 (2020.8 千葉市)


アオギリ

苞にも見える大きな心皮の縁に種子がくっついている独特の姿。心皮は1つの雌しべにふつう5つ(時に4つ)あり、熟す前にバラバラになる。種子は径4-6mmの球形。 (2020.8 千葉市)