ブナ Fagus crenata

2024.6.2 更新

ブナ

分類
ブナ科 ブナ属
植生環境
山地
開花時期
4-5月  
地域
全国
特記
 -
特徴
30 mになる落葉高木。樹皮は灰白色で多くは地衣類による模様が見られる。本年枝は暗紫色。
葉は4-9cmの卵形で波状の鋸歯があり、側脈は7-11対。托葉は褐色で軟毛があります。
花は葉の展開と同時に咲き、雄花序は下部の葉腋から垂れ下がり、柄には軟毛が見られ、雄花は長い軟毛に覆われています。雌花は上部の葉腋に付き、1cmほどの総苞の中に2個あります。
備考
エングラー : ブナ科
類似種
 
撮影地
2018.4 群馬県みなかみ町  他

ブナ

新枝の下部の葉腋から雄花序がぶら下がっています。この写真では雌花序はよくわからない。 (2018.4 群馬県みなかみ町)

ブナ

雄花序。雄花が6-15個ある。花には長い軟毛があり、雄しべは12個あるそうです。 (2018.4 群馬県みなかみ町)

ブナ

若い果実。これが落果せずに全て稔ってくれれば、熊も安心して冬眠できそう・・・。 (2024.5 群馬県みなかみ町 / 2018.6 山形県月山)


ブナ

葉は卵形、側脈は7-11対とイヌブナより少ない。 (2018.4 群馬県みなかみ町)


ブナ

ひときわ立派だったもの。高さは20m以上あるのではないかと思った。新緑の美しさは格別で、光に透かすとさらにすばらしいが、なかなか写真では表現出来ないのが残念。 (2024.5 新潟県十日町市)