サワラ Chamaecyparis pisifera

2023.10.27 更新

サワラ

分類
ヒノキ科 ヒノキ属
植生環境
山地 亜高山
開花時期
4月  
地域
本州(岩手県中部以南) 四国 九州
特記
 -
特徴
雌雄同株。園芸用として用いられることも多い。
高さ30mほどになり、樹皮は縦に薄く剥がれる。枝は水平かやや上向き。葉は鱗片状で長さ3mm、先は鋭頭、裏面に気孔帯があり、隣り合う葉全体でX字状に見える。
花は雌雄ともに枝先に付き、雄花は楕円形、雌花は球形。果実は径5-7mm。
備考
裸子植物
類似種
ヒノキ : 葉の先端は鈍頭、裏面から見て気孔帯はY字状に見える。果実は径8-12mm。
撮影地
2023.10 千葉市

サワラ

ヒノキと比べて果実が小さくで多い。枝が細く、水平に出て枝間に隙間が広いのも特徴。果実が付くと枝が重さで垂れ気味となり、一層特徴が出る。 (2023.10 千葉市)

サワラ

葉は3mmほどの鱗片状、裏面の白い気孔帯はヒノキより多く、隣り合う葉と合わせて"X"字状に見える。 (2023.10 千葉市)

サワラ

果実は径5-7mmの球形、裂開し始めており、片の中央がくぼみ始めている。 (2023.10 千葉市)