オオバヤシャブシ Alnus sieboldiana


オオバヤシャブシ

分類
カバノキ科 ハンノキ属
植生環境
海岸近くの山地
開花時期
3-4月  
地域
福島南部~和歌山の大平洋側
特記
 -
特徴
高さ5-10mの落葉小高木。枝には皮目が多い。
葉は6-12cmの長卵形、鋭頭、基部は円形、縁には重鋸歯があり、側脈は12-16対。
花は葉の展開と同時に咲き、雌花序が枝の先に、雄花序がその下になる。雄花序は太く、長さ4-5cm。果実は広楕円形で長さ2-2.5cm。
備考
エングラー : カバノキ科
類似種
ハンノキ : 低地の湿生地でよく見られ、花期は冬~初春、葉はやや堅く、鋸歯は浅くて目立たず不整。
撮影地
2023.3 静岡県南伊豆町

オオバヤシャブシ

雌花序が上になるのはハンノキ属では本種だけ。 (2023.3 静岡県南伊豆町)

オオバヤシャブシ

左:雄花序 右:雌花序 (2023.3 静岡県南伊豆町)

オオバヤシャブシ

葉は長卵形、鋭頭。鋸歯は12-16対、葉脈は直線的。 (2023.3 静岡県南伊豆町)