サワグルミ Pterocarya rhoifolia

2025.6.1 更新

サワグルミ

分類
クルミ科 クルミ属
植生環境
山地
開花時期
5-6月 沢沿い 湖畔の砂礫地
地域
全国
特記
 -
特徴
10-20mになる落葉高木。
樹皮は縦に長く裂けます。葉は長さ20-30cmの奇数羽状複葉、小葉は11-21個、5-12cmの長楕円形、鋭頭、基部は歪んだ切形~円形、細かな鋸歯がある。
花は新枝の先に雌花序が、それより下部の葉腋にに雄花序がそれぞれ垂れ下がる。花が終わると雌花の2個の小苞が大きくなって果実の両側に翼のように展開する。
備考
エングラー : クルミ科
類似種
オニグルミ : 雌花序は直立、長さ6-13cm、雌花は7-10個。
撮影地
2019.6 長野県栄村  他

サワグルミ

沢沿いでよく見られます。上の写真は花期。雌花序は細長く10-20cm、雄花序は太く短い。Topの写真は果期。 (2021.6 群馬県谷川岳)


サワグルミ

上:雌花序 下:雄花序 (2018.6 群馬県谷川岳 / 山形県西川町)


サワグルミ

果序は長く垂れ下がります。小ウィンドウは熟した果実。小苞が肥大して翼のようになります。葉は長さ20-30cmの奇数羽状複葉、小葉は10-20対の長楕円形、微鋸歯がある。 (2008.6 秋田県鹿角市 / 2018.10 長野県小谷村)


サワグルミ

葉は長さ20-30cmの奇数羽状複葉、小葉は5-10対+1、長楕円形、長さ5-12cm、鋭頭、基部は歪んだ切形~円形、細鋸歯がある。 (2025.5 長野県栄村)


サワグルミ

深く割れ目が入り、やがて剥がれ落ちる。 (2008.6 秋田県鹿角市 / 2018.10 長野県小谷村)