ハマヒサカキ Eurya emarginata

2023.9.3 更新

ハマヒサカキ

分類
モッコク科 ヒサカキ属
植生環境
海岸
開花時期
11-12月 草地
地域
千葉以西
特記
 -
特徴
4-6mになる常緑の小高木。雌雄異株。
枝は淡灰褐色、本年枝は淡褐色。葉は互生し、やや厚みがあって光沢があり、両面無毛、2-4cmの倒卵形で先は丸いかやや凹み、縁に浅い鋸歯があり、やや裏面に巻き込みます。裏面は淡色。
花は晩秋に咲き、葉腋に1-4個束生し、2-6mmの鐘形で下向きに咲きます。果実は径5mmの球形、黒紫色に熟します。
備考
エングラー : ツバキ科
類似種
ヒサカキ : 葉先は鈍頭、縁は巻かず、鋸歯は下部を除き明瞭。花は春に咲く。
撮影地
2019.11 千葉県銚子市  他

ハマヒサカキ

雄株。腋に1-4個ずつ束生し、径4mm、雄しべは10-15個。 (2019.11 千葉県銚子市)


ハマヒサカキ

雌株。花は雄花より小型。花柱3裂。 (2019.11 千葉県銚子市)


ハマヒサカキ

果実は径5mm、翌年11-12月に黒紫色に熟します。  (2023.9 千葉県銚子市)


ハマヒサカキ

葉は厚みと光沢があり、先が丸いかやや凹む。ふつう縁は著しく巻く。 (2019.11 千葉県銚子市)