ヒサカキ Eurya japonica var. japonica


ヒサカキ

分類
モッコク科 ヒサカキ属
植生環境
山地
開花時期
3-4月 林内
地域
岩手・秋田以南
特記
 -
特徴
常緑低木~小高木。雌雄異株。
樹皮には小じわが多い。本年枝は淡緑色で葉柄から流れる稜があります。葉は厚く革質、光沢があり、3-7cmの楕円形~倒披針形、先は鈍頭、基部は鋭形、明瞭な鋸歯があるが、下部は不明瞭になる。
花は葉腋に1-3個付き、径2.5-5mmの鐘形~壺型、下向きに咲きます。果実は球形で4mm前後、11-12月に黒く熟す。
備考
エングラー : ツバキ科
類似種
ハマヒサカキ : 葉の縁は著しく巻き、葉先は円頭~凹頭、鋸歯は浅い。11-12月に開花。
撮影地
2018.3 千葉市

ヒサカキ

雌株。花は雄花より小さい。花柱は3。写真トップは雄株。 (2018.3 千葉県鴨川市)


ヒサカキ

雄花。雄しべは10-15個。 (2018.3 千葉市)


ヒサカキ

果実は径4mm前後、11-12月に黒く熟す。写真で枝先のほうに小さな黒い球形のものも付いているが、これは翌年に咲く花の蕾。 (2019.11 千葉市)


ヒサカキ

葉は3-7cmで先は鈍頭、基部は鈍形、浅いがはっきりした鋸歯が見られますが、下部は不明瞭になる。 (2018.2 千葉市)