ヒイラギ Osmanthus heterophyllus

2024.7.1 更新

ヒイラギ

分類
モクセイ科 モクセイ属
植生環境
里 山地
開花時期
11-12月 林内 林縁
地域
関東以西
特記
 -
特徴
雌性両性異株。
丈が4-8mになる常緑小高木。葉は対生、厚くて固く、光沢があり、先が刺になる大型の歯牙が2-5対あります。老木では全縁となる。葉柄には微細な突起毛がある。
花は葉腋に数個が束生し、花冠径5mm、4裂し、裂片は反り返る。雄しべは2。
付記
クリスマスリースに用いられるのは本種ではなく、モチノキ科のセイヨウヒイラギ。
備考
エングラー : モクセイ科
類似種
セイヨウヒイラギ(モチノキ科) : 雌雄同株。花は径1cm、花期は4-5月、果実は11-12月に赤く熟す。
撮影地
2023.11 千葉県佐倉市

ヒイラギ

花がややまばらで小さく、葉の陰になってしまい、見つけにくい。葉の刺も鋭く、撮影の障害に・・・。 (2023.11 千葉県佐倉市)

ヒイラギ

花は葉腋に数個が束生します。花冠は径5mm、花弁4、雄しべ2。セイヨウヒイラギの雄しべは4。写真の花は咲き始めで裂片はまだ反り返っていない。 (2018.11 千葉市)

ヒイラギ

葉は対生、先が刺になる大きな歯牙が2-5対見られるが、老木では全縁になる。 (2019.11 千葉市 / 2024.6 千葉県山武市)

ヒイラギ

果実は長さ1-1.5cmほどの楕円形、6月頃に黒紫色に熟す。 (2024.5 千葉県山武市)