バッコヤナギ

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ヤナギ科 Salicaceae
3-10mになる落葉高木。樹皮は暗灰色で縦に浅く割れ若い枝は褐色~黄褐色。葉は10-15cmの楕円形で互生し、ふつう耳状の鋸歯があります。
花は葉の展開前に咲き、雄花序は3-5cm、雌花序は2-4cm、それぞれ短い柄があります。雄花の雄しべは2個で葯は黄色、雌花の柱頭は黄緑色で子房に長井毛が密生します。

 

2018.4.15 更新
  • 全体
  • 花2
  • 花3
  • 花4

バッコヤナギ-全体

雄株。光が当たると銀色に輝いていました。
(2018.4 群馬県神流町)

バッコヤナギ-花

雄花花序。
(2018.4 群馬県神流町)

バッコヤナギ-花2

雄しべは2、苞に毛が密生しています。基部に腺体が1つあり、毛の合間に見えています。
(2018.4 群馬県神流町)

バッコヤナギ-花3

雌花花序。
(2018.4 群馬県神流町)

バッコヤナギ-花4

子房には柄があり(矢印)、も毛が見られます。花柱は短い。
(2018.4 群馬県神流町)

バッコヤナギ-幹

縦に浅く割れます。
(2018.4 群馬県神流町)