マルバヤナギ (アカメヤナギ) Salix chaenomeloides

2024.7.21 更新

マルバヤナギ

分類
ヤナギ科 ヤナギ属
植生環境
里 山地
開花時期
4月 湿地
地域
岩手・山形以南
特記
 -
特徴
丈が15mほどになる落葉高木。雌雄別株。
成葉はふつう5-15cmの楕円形、鋭頭、基部は鈍形、先が腺になる細かな鋸歯があり、両面無毛、裏面は白い。側脈は15-18対。
雄花穂は4-7cm、基部に早落性の葉が数個付き、雄花の雄しべは3-5個、葯は黄色、腺体は黄色で2。雌花穂は2-4cm、雌花の腺体は淡緑色。
備考
エングラー : ヤナギ科
類似種
 
撮影地
2018.4 千葉市


花は葉の展開後に咲くので、他のヤナギより花が目立たないが、雄花穂は4-7cm、基部には早落性の葉が付く。 (2023.4 千葉県四街道市)

マルバヤナギ

雄花の雄しべは3-5個、苞や花穂の軸に毛が見られた。 (2023.4 千葉県四街道市)

マルバヤナギ

葉は両面無毛、ふつう5-15cmの楕円形、側脈は15-18本、鋸歯の先は腺になる。葉裏は白い。 (2023.4 千葉県四街道市)

マルバヤナギ

夏の姿。托葉がよく目立つので、容易に見分けられる。ただ、写真はひときわ目立った枝。 (2024.7 千葉市)