ネコヤナギ Salix gracilistyla var. gracilistyla

2024.4.14 更新

ネコヤナギ

分類
ヤナギ科 ヤナギ属
植生環境
里 山地
開花時期
3-4月  
地域
全国
特記
 -
特徴

丈は1-5mほどの落葉低木。雌雄別株。
匍匐性のものもあります。新枝は紫色を帯び、始めは毛が密生します。
葉は7-13cmの長楕円形で細かな鋸歯があり、葉裏には全面に絹毛が密生します。
花は葉の展開前に開花し、雄花穂は3-5cm、雄しべの花糸は2つが合着、葯は赤い。雌花穂は2.5-4cmで子房はほとんど無柄、苞の両面に長い毛が見られます。

備考
エングラー : ヤナギ科
類似種
 
撮影地
2023.3 千葉市

ネコヤナギ

雄花穂。長さ3-5cmで太い。 (2023.3 千葉市)

ネコヤナギ

苞は披針形で先は黒く、長い軟毛があり、基部に黄色い腺体が1つある。 雄しべは2つありますが、花糸は合着。裂開前の葯は赤い。 (2024.3 千葉市)

ネコヤナギ

葉は長楕円形、縁に細かな鋸歯がある。側脈は明瞭。葉裏は絹毛が密生。 (2023.4 千葉市)

ネコヤナギ

赤い冬芽の鱗片が外れて雄花穂が見え始めた状態。花糸はまだ伸びていないようだ。 (2024.3 千葉市)