ウルップソウ

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 ゴマノハグサ科 Scrophulariaceae
 オオバコ科 Plantaginaceae
千島列島のウルップ島にちなんだ名前です。礼文と八ヶ岳、白馬岳に隔離分布をする花です。
葉は根茎の先から多数出て、5-10cmの卵円形から腎形で先は概ね丸く、光沢があり、基部はやや心形で縁には波状の鈍い重鋸歯が見られます。花茎に付く小さく無柄の葉が1対あります。
花は丈が15-25cmの花茎に多数付き、花冠長さ11-12mm、上唇は長楕円形、下唇は2-3裂し裂片は被針形。苞は広卵形~卵円形。
域内に似た植物はありませんが、北海道・夕張岳にユウバリソウが、大雪にホソバウルップソウがあります。

 

2016.3.13 更新
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ウルップソウ-全体

ハクサンイチゲミヤマキンバイのお花畑にて。
(1986.8 北ア・白馬岳)

ウルップソウ-全体2

山頂稜線付近で見られます。
(2009.8 北ア・白馬岳)

ウルップソウ-全体3

広卵形の大きな葉は光沢があります。茎葉は1対。
(2008.7 北ア・白馬岳)

ウルップソウ-全体4

大きな根生葉が数枚付き、茎葉が数枚付いた茎の先に花が付く。
(2008.7 北ア・白馬岳)

ウルップソウ-花

花は唇形花。下唇は2-3裂。
(2008.7 北ア・白馬岳)

ウルップソウ-花2

雄性期。この時期、花冠はまだ完全に展開していないようでした。
(2015.7 北ア・白馬岳)

ウルップソウ-花3

雌性期。花冠は完全に展開しています。
(2015.7 北ア・白馬岳)

ウルップソウ-蕾

(2009.6 長野県八ヶ岳)


ウルップソウ-葉

中央は根生する葉。茎葉は小さい。どちらも卵円形から腎形、先は丸く、基部は心形
縁に波状の重鋸歯が見られます。(2015.7 北ア・白馬岳)

ウルップソウ-茎

葉はしばしば対生するように見えますが、互生。
(2015.7 北ア・白馬岳)

ウルップソウ-若い株

最初の年は葉1枚だけのようで、開花株のまわりに点在してました。左上は2年目?
(2015.7 北ア・白馬岳)