ヤマトリカブトと
センウズモドキの両種があるこの場所の花柄が開出毛の
トリカブトの大半は本種であると思われました。(2013.9 群馬県藤岡市)
花の形は、どちらに似ているものもありました。写真は
センウズモドキに傾いたタイプ。
(2013.9 群馬県藤岡市)
花柄には開出毛、腺毛ともにありますが、それより短い屈毛も多量にありました。
(2013.9 群馬県藤岡市)
光陽地にあって直立していました。葉の雰囲気は
センウズモドキに似ていました。
(2013.9 群馬県藤岡市)
花柄の開出毛は上部のみで、下部はほとんどが屈毛のタイプ。
(2013.9 群馬県藤岡市)
葉柄から葉脈にかけて、屈毛が見られました。この種に共通してあるかどうかは
不明ですが、少なくとも
ヤマトリカブトにはありません。(2013.9)
屈毛に開出毛が混じる程度の中途半端なもの。
(2013.9 群馬県藤岡市)
この株の花柄の毛は開出毛と腺毛、少量の屈毛で
センウズモドキかとも思いましたが、
花が咲き進むにつれて毛は脱落して屈毛のみがのこっており、隣接する株の毛も変化が多く、交雑の可能性が高いと判断した。葉の裂け方もやや浅い。(2013.9 群馬県藤岡市)
ここでは、センウズモドキとヤマトリカブトの交雑種と見られるものにおいて、花柄に開出毛が存在するものを全て本種としました。
定義では開出毛の量や他の毛の状態について言及されていないようですから、部分的に開出毛のあるものや屈毛の混ざるものについても本種として扱っております。
また、このサイトでは、本種のsynonymとされているスバシリトリカブトについて、本種の別形状として別に扱っております。 |