(型)(雑) スバシリトリカブト -イヌハコネトリカブトの別形状-

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キンポウゲ科 Ranunculaceae
センウズモドキヤマドリカブトの交雑種であるイヌハコネトリカブトのうち、富士山周辺で見られるもの。小型の株が多い。
葉は5角形で3中~深裂。花柄の毛は開出毛で、花数は多くない。
分類上はイヌハコネトリカブトに含まれます。

 

2017.9.24 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 花2

イヌハコネトリカブト-全体

下部の葉は5角形で3中~深裂です。イヌハコネトリカブトの標準的なタイプよりかなり小型のものが多く、富士の須走側の林縁に点々と見られました。(2017.9 静岡県小山町)

イヌハコネトリカブト-全体

(2008.10 静岡県小山町)


イヌハコネトリカブト-花

花柄に屈毛に混ざって開出した毛が見られました。萼片に開出毛が多いのも、
ヤマトリカブトとの違い。(2017.9 静岡県小山町)

スバシリトリカブト-花2

開出毛が多く、基部付近がほぼ屈毛であったもの。
(2017.9 静岡県小山町)

スバシリトリカブト-葉

葉は3-5中~深裂。
(2017.9 静岡県小山町)