ウシオハナツメクサ Spergularia bocconii


ウシオハナツメクサ

分類
ナデシコ科 ウシオツメクサ属
植生環境
海岸
開花時期
4-8月 礫地 砂地
地域
外来種 (欧州原産)
特記
 -
特徴
丈は10-20cmほど。茎は基部からよく分枝します。葉は対生で時に偽輪生状に付き、多少扁平な円柱状線形で短い腺毛が見られます。托葉は合生し鞘状。茎にも腺毛が多い。
花は5mmほど、花弁がピンク色で基部は白い。萼片は花弁より少し長く、腺毛が見られ、基部に黒く丸い斑が1つ入ります。
備考
エングラー : ナデシコ科
類似種
ウシオツメクサ : 花は本種より小さく、茎の上部を除いて毛はなく、萼に黒い斑はない。
ウスベニツメクサ : 花は本種より小さく、托葉は合生しない。
撮影地
2013.5 千葉県館山市  他

ウシオハナツメクサ

初夏(6月)の姿。茎は立ち上がります。トップの写真は4月。 (2016.6 千葉県館山市)


ウシオハナツメクサ

花は5mmほど、花弁の基部が白くなります。花柱先端は3裂、萼や柄には腺毛が密、萼の基部に黒い斑がある。 (2017.3 / 2016.6 千葉県館山市)


ウシオハナツメクサ

葉は線形で多肉、対生、または対生した2組の葉が接近して付き輪生状に見えます。茎や葉にも腺毛が密。托葉は膜質で基部で合着。 (2017.6 千葉県館山市)