ウツオツメクサ Spergularia marina


ウツオツメクサ

分類
ナデシコ科 ウシオツメクサ属
植生環境
海岸
開花時期
4-6月 塩性の湿った草地
地域
北海道 本州 九州北部
特記
 -
特徴
丈は10-35cm、全体に毛は少なく、葉は円柱状の線形でウスベニツメクサよりやや長く1-3cm。対生ですが、輪生状にも見える。托葉は基部まで合生する。
花は4-5mmほどで花弁の先端が淡ピンクに染まる花をまばらに付けます。萼には斑はなく、腺毛は少なく、萼片は花弁より長い。
備考
エングラー : ナデシコ科
類似種
ウシオハナツメクサ : 全体に腺毛が密にあり、萼の基部に黒い斑がある。
ウスベニツメクサ : 托葉は基部まで合生しない。
撮影地
2013.6 青森県六ケ所村  他

ウツオツメクサ

海岸付近の塩水がしみ出るような砂地や礫地で見られた。 (2013.6 青森県六ケ所村)


ウツオツメクサ

花は7-8mm、花被の先端がピンク色に染まります。萼や柄に腺毛が多くないことがウシオハナツメクサとやウスベニツメクサとの区別ポイント。 (2013.6 青森県六ケ所村)


ウツオツメクサ

葉は円柱状線形、托葉は膜質で基部は合生。茎に腺毛があると聞いていましたが、確認できなかった。 (2016.6 青森県六ケ所村)