コシジタネツケバナ Cardamine niigatensis

2024.5.25 更新

コシジタネツケバナ

分類
アブラナ科 タネツケバナ属
植生環境
里 山地
開花時期
4-5月 小川 渓流沿い 沼地
地域
福島 群馬 新潟 富山
特記
 -
特徴
オオバタネツケバナに似ていますが、葉の側小葉がないか少ないのが特徴。
丈は20-40cm、葉は単葉~3小葉で頂小葉は丸くて大きく15mm前後、あまり切れ込まない。側小葉はそれに比して極端に小さい。下部では羽状5小葉になるものもあります。茎や葉裏に微毛が見られます。
花は茎頂に総状に付き、花径1cm弱と大きい。果実は長角果で無毛、茎から離れて付きます。
備考
エングラー : アブラナ科
類似種
オオバタネツケバナ : 小葉は5個以上ある。
撮影地
2015.5 新潟県魚沼市

コシジタネツケバナ

オオバタネツケバナに似ていますが、葉が単葉~3小葉であるもの。写真は咲き始めの小さな株。 (2015.5 新潟県魚沼市)


コシジタネツケバナ

タネツケバナより小型のものが多く、このあたりではよく群生していた。 (2024.5 新潟県阿賀町)


コシジタネツケバナ

上部の葉は単葉か3小葉で頂小葉は丸くて大きく、側小葉はあってもごく小さい。オオバタネツケバナに比して葉がやや青白いという印象。 (2015.5 新潟県魚沼市)