ヒレタゴボウ

アカバナ科 Onagraceae
丈は~1mくらいになります。茎はよく分枝し、4稜があり、翼があります。葉は披針形で先が尖り、基部は円形、無柄
花は4弁花で、直径約2.5cmほど、花弁間に隙間が出来ます。雄しべは8。萼裂片は三角状で果実になっても残ります。果実は断面が四角の筒状形で長さ2cm。

 

2020.9.2 更新
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ヒレタゴボウ-全体

秋に見られる姿。図鑑には丈は30-70cmとありますが、
このあたりでは1m前後になるのが普通。(2014.9 千葉市)

ヒレタゴボウ-全体2

夏姿。多くは8月中旬頃から咲き始める。
(2020.8 千葉市)

ヒレタゴボウ-全体3

チョウジタデなどより丈たけでなく、花も葉も大きく、光沢が際立っています。
(2012.9 千葉市)

ヒレタゴボウ-全体4

秋も深まってくると、赤味が増してくる。
(2019.10 千葉市)

ヒレタゴボウ-全体5

水流に沿って群れていました。
(2018.11 千葉市)

ヒレタゴボウ-花

花はチョウジタデウスゲチョウジタデより大きく、花弁が4枚、
花弁間に隙間が出来ます。(2012.9 千葉市)

ヒレタゴボウ-花2

雄しべは8個。似ているチョウジタデは4個。
(2015.9 千葉市)

ヒレタゴボウ-花3

花の基部にある子房部分の断面は四角形。
(2018.11 千葉市)

ヒレタゴボウ-葉・実

果実は断面が正方形になり、先端に萼片が残ります。
(2014.10 千葉市)

ヒレタゴボウ-葉

葉は披針形で側脈が目立ち、基部は茎に流れて翼になります。
(2012.9 千葉市)

葉2

葉裏。縁に腺体ではないかと思われる突起が不規則に並んでいました。
突起の中央に小さな窪みが見られました。(2014.7 千葉市)

ヒレタゴボウ-茎

茎に翼が見られます。
(2018.11 千葉市)

ヒレタゴボウ-群生

(2020.9 千葉市)


ヒレタゴボウ-群生2

この休耕田は、毎年ヒレタゴボウのお花畑になる。
(2020.9 千葉市)