タニタデ

アカバナ科 Onagraceae
雰囲気はウシタキソウにも似ていますが、丈は20-50cmと小さく、葉は3-8cmの長卵形~卵形で縁は浅い波状の鋸歯があります。茎には毛がなく、赤味を帯びます。
花は茎頂に総状に付き、萼2、花弁2、雄しべ2、萼は赤い。果実にはカギ状に曲がった毛が見られます。

 

2016.12.24 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花2
  • 葉2

タニタデ-全体

暗い林内の道ばたにあり、丈は20cm程度でした。
(2010.7 群馬県赤城山)

タニタデ-全体2

(2016.8 栃木県日光市)


タニタデ-全体3

やや葉が細いもの。
(2014.7 神奈川県箱根町)

タニタデ-花

子房の周りにミズタマソウと同じように毛があります。
(2010.7 群馬県赤城山)

タニタデ-花2

萼2,花弁2、雄しべ2です。花弁はあまり深く裂けないようです。
(2010.7 群馬県赤城山)

タニタデ-蕾

毛のある子房部分は萼に包まれません。
(2016.8 栃木県日光市)

タニタデ-実

果実には先の曲がった毛があります。果柄は斜め下を向く。
(2016.8 栃木県日光市)

タニタデ-葉

長卵形で先は尖り基部はやや心形、縁は波状、長い柄があります。
(2010.7 群馬県赤城山)

タニタデ-葉2

葉裏。うっすら軟毛があるように見えました。
(2016.8 栃木県日光市)

タニタデ-茎

茎はほぼ無毛。全体に赤味があるか、少なくとも節は赤い。
(2016.8 栃木県日光市)