チョウセンカワラマツバ

アカネ科 Rubiaceae
カワラマツバの変種であるエゾノカワラマツバ白花品種。
エゾノカワラマツバ同様、果実に毛が見られます。
花冠に毛があるものはシナノカワラマツバ f. shinanense と呼ばれ、長野県中部で見つかっています。

 

2017.8.17 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 花3
  • 芽出し
  • 中間色

チョウセンカワラマツバ-全体

やっと本種であることが確認できたのですが、風が強くて、肝心の果実の写真は
みんなピンボケでがっくり。(2015.6 青森県八戸市)

チョウセンカワラマツバ-全体2

(2016.6 岩手県岩泉町)


チョウセンカワラマツバ-花

(2015.6 青森県八戸市)


チョウセンカワラマツバ-花2

花はふつう白色で、時にごく淡い黄色。径2mm。
(2016.6 岩手県岩泉町)

チョウセンカワラマツバ-花3

子房に毛が見られ、後に果実の毛として残ります。
(2016.6 岩手県岩泉町)

チョウセンカワラマツバ-葉

葉は線形で8-10枚が輪生。先端が刺となります。表面に毛が見られます。
(2015.6 青森県八戸市)

チョウセンカワラマツバ-茎

茎には4稜があり、軟毛が密にあります。
(2015.6 青森県八戸市)

チョウセンカワラマノツバ-芽出し

おそらく、カワラマツバキバナノカワラマツバエゾノカワラマツバと区別は難しい。
写真は本種と確認できる花が咲いているのを見たので・・・。(2016.4 青森県八戸市)

チョウセンカワラマツバ-参考

<参考> 花色が中途半端なもの。花だけ見ると白花のように見えましたが、
全体で見ると黄色味を帯びていた。(2017.7 青森県 旧・小泊村)