カワラマツバ

アカネ科 Rubiaceae
丈は30-80cm、茎や花序の柄などに軟毛が多い。葉は2-3cmの線形でやや裏側に反り返り、8-10枚が輪生(2枚以外は托葉)しています。
花は茎の先端に円錐状に沢山付け、花色は白~クリーム色で径2mm。果実に毛はありません
花色の黄色いものはキバナノカワラマツバといい、低山~亜高山で見られます。果実に毛のあるものはチョウセナンカワラマツバ、黄色で果実に毛のあるものはエゾノカワラマツバと呼ばれます。

 

2017.12.23 更新
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カワラマツバ-全体

すこし黄色味を帯びるのが普通。同じ外観のチョウセンカワラマツバは果実に毛があり、花期には確認できませんので、ここでは本種としています。(2011.7 群馬県榛名山)

カワラマツバ-全体2

白が鮮やかだった個体。
(2008.8 湯の丸高原)

カワラマツバ-花

花冠先端は4裂。花径2-3mm。
(2006.9 神奈川県箱根町)

カワラマツバ-蕾

(2009.7 長野県霧ヶ峰)


カワラマツバ-実

果実に毛はない。
(2017.7 青森県深浦町)

カワラマツバ-葉

葉は8-10輪生ですが、2枚以外は托葉とのことです。
(2006.9 神奈川県箱根町)