キヌタソウ Galium kinuta


キヌタソウ

分類
アカネ科 ヤエムグラ属
植生環境
山地
開花時期
7-9月 林縁
地域
東北以南
特記
 -
特徴
山地などでは斜面から斜上する姿になることも多い。
丈は30-60cmほど、ほとんど枝分かれせず、茎には微毛が少しあります。葉は2-8cmの卵状披針形~狭披針形、4枚が輪生し、3脈が目立ち、先は尾状に長く鋭く尖ります。縁と葉裏葉脈に毛がある。
花は茎の先端に円錐状に集散花序に付き、花冠は緑がかった白色で4裂、径2.5mm。果実は無毛。
備考
エングラー : アカネ科
類似種
オオキヌタソウ : 葉は両面ほぼ無毛、0.5-2mmほどの柄がある。
撮影地
2015.8 南ア・北岳  他

キヌタソウ

花期では、多くは先が前傾するような姿で見られます。 (2017.8 群馬県妙義山)


キヌタソウ

花序は円錐形となり、花冠は4裂。花冠裂片の先端が急に尖るような感じ。裂片には3裂の突起列のようなものがありました。雄しべ4、花柱2。 (2016.8 栃木県日光市)


キヌタソウ

葉は4輪生、卵状披針形~披針形で3脈が目立ち、柄はありません。葉裏脈上に上向きの刺毛があり、縁にも見られます。 (2009.7 山梨県三つ峠山 / 2017.8 群馬県妙義山)