タカネトウウチソウ / ケトウウチソウ

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バラ科 Rosaceae
シロバナトウウチソウに似ていますが、花が下から咲きだします。
丈は40-80cm、根生葉は11-13小葉からなる羽状複葉で小葉には柄があり、卵円形~長楕円形、円頭、裏面はやや白い。
花は茎頂に3-8cmの穂状に付き、下から咲きます。花糸は上部が少し広い。
写真の至仏山のものはケトウウチソウと呼ばれるものと思われますが、萼筒の毛の確認を怠ったため、両者併記としました。

 ケトウウチソウを含める

 

2012.2.28 作成
  • 全体

タカネトウウチソウ-全体

本種の見られる地域ではシロバナトウウチソウはないようです。
(2010.7 群馬県至仏山)

タカネトウウチソウ-花
花は下から咲くところがシロバナトウウチソウとの違い。
この場所のものは、萼筒に毛があるケトウウチソウ。
が、当時それを知らず、確認していない。(2010.7 群馬県至仏山)

タカネトウウチソウ-葉

葉は奇数羽状複葉で小葉は5-7対で楕円形~円形。
(2010.7 群馬県至仏山)