ナンブトウウチソウ Sanguisorba obtusa


ナンブトウウチソウ

分類
バラ科 ワレモコウ属
植生環境
高山
開花時期
7-9月 蛇紋岩地
地域
早池峰山
特記
絶滅危惧1B類
特徴
丈は30-50cm、茎や葉軸には褐色の縮毛があります。葉は13-17個の小葉からなる奇数羽状複葉で、小葉は3-3.5cmの楕円形で裏面は白く、やや固い。
花序は穂状で4-7cm、先端は垂れます。花は穂の上から咲き始め、花弁はなく、萼は淡ピンク、雄しべは4本。
備考
エングラー : バラ科
類似種
カライトソウ : 雄しべは6-12本。
撮影地
2009.8 岩手県  他

ナンブトウウチソウ

花はカライトソウと同じように花穂の上から咲き始めます。 (2015.8 岩手県)


ナンブトウウチソウ

雄しべは4本であるところがカライトソウとの違い。 (2015.8 岩手県)


ナンブトウウチソウ

小葉は長楕円形~広卵形で13-17枚でカライトソウより多い。 (2015.8 岩手県)