カライトソウ Sanguisorba hakusanensis


カライトソウ

分類
バラ科 ワレモコウ属
植生環境
亜高山 高山
開花時期
7-9月 乾いた草地
地域
北ア 白山  滋賀県三国山
特記
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特徴
丈は40-80cm、葉は多くは根生し、茎葉は少ない。根生葉は9-13個の小葉からなる奇数羽状複葉で、小葉は3-6cmの長楕円形~卵状長楕円形で小葉柄があり、円頭で基部は心形、裏面は白い。
花序は4-10cmの穂状で、濃いピンク色、先端は垂れ、穂先の方から咲き始めます。花に花弁はなく、萼片は4つ、雄しべは6-12本で花糸は同色、花の外に長く飛び出して目立ちます。
備考
エングラー : バラ科
類似種
ナンブトウウチソウ : 雄しべが4本しかない。
ハッポウワレモコウ : 花穂は垂れない。花は上から咲く。
ユキクラトウウチソウ : 花が花序の下から咲く。タカネトウウチソウとカライトソウの交雑種。
撮影地
2018.7 北ア・八方

カライトソウ

花は上から咲きます。 (2018.7 北ア・八方)


カライトソウ

花弁状の萼片から雄しべが長く飛び出ています。雄しべは6-12本。 (2015.8 北ア・八方)


カライトソウ

小葉は卵状楕円形~長楕円形で、9-13個。 (2015.8 北ア・八方)