エビガライチゴ Rubus phoenicolasius

2024.5.17 更新

エビガライチゴ

分類
バラ科 キイチゴ属
植生環境
山地
開花時期
6-7月 林縁
地域
全国
特記
 -
特徴
茎には長い腺毛と剛毛があり、まばらに刺が見られます。葉は奇数羽状複葉で小葉は広い卵形~卵形、縁に欠刻状の鋸歯があり、柄、葉軸、小葉柄にも腺毛、剛毛、刺がみられる。
花は1cmほどと小さく、花弁は平開しない。萼片は披針形で外側に褐色の長い腺毛が密生にある。
備考
エングラー : バラ科
類似種
クロイチゴ : 茎や葉柄、軸、小葉裏、萼などで見られる毛は軟毛。
撮影地
2014.6 青森県深浦町  他

エビガライチゴ

花弁は萼より小さく、平開しない。萼に赤い腺毛が密生。 (2014.6 青森県深浦町)


エビガライチゴ

葉は奇数羽状複葉で頂小葉が大きい。 (2015.7 長野県東御市)


エビガライチゴ

葉裏は綿毛が密にあって著しく白く、葉軸や小葉柄、葉脈に腺毛と刺が見られます。枝も同様。 (2024.5 千葉県君津市 / 17.6 鴨川市)