ウワミズザクラ Padus buergeriana

2023.8.9 更新

ウワミズザクラ

分類
バラ科 ウワミズザクラ属
植生環境
里 山地
開花時期
4-5月  
地域
北海道南部~熊本
特記
 -
特徴
落葉高木。
新枝は褐色~赤褐色、小枝はジクザクに曲がる。葉は8-11cmの卵形~卵状楕円形でも先は尾状に尖り、基部は円形、先が芒状に尖った鋸歯があります。
花は8-15cmの総状花序に密に付き、全体でコップ状の花穂になります。雄しべが花冠から長く突き出て目立ちます。果実は径8mmで軸ごと垂れ下がります。
備考
エングラー : バラ科
類似種
シウリザクラ : 葉が大きく長楕円形~卵形、基部は心形。
イヌザクラ : 花序を付けた側枝には葉は付かない。
撮影地
2019.6 長野県栄村  他

ウワミズザクラ

花序の下に葉が数個付くところがイヌザクラとの違い。 (2019.4 千葉市)


ウワミズザクラ

(2018.4 千葉市)


ウワミズザクラ

葉は卵形~卵状楕円形、先は尾状に伸び、鋸歯はやや重鋸歯気味で、先は芒状となり鋭い。ふつう、葉の両面は無毛ですが、柄や脈上に毛が見られることもあります。 (2017 千葉県八千代市)


ウワミズザクラ

果実は黄橙→赤に変化し、熟すと黒くなります。果軸は赤くなる。 (2023.7 千葉市)