オクチョウジザクラ

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バラ科 Rosaceae
チョウジザクラの変種で日本海側で見られるもの。
丈は3-5mほどになる落葉低木~小高木。種皮は紫褐色。葉は2.5-7.5cmの倒卵形~倒卵状楕円形、先は長く伸び、縁には欠刻状の重鋸歯があります。鋸歯の先は丸みを帯びます。葉柄には開出毛がある。
花は葉の展開と同時か、展開前に咲き、白~淡ピンク、花は径1.8-2.4cm、萼筒は長い筒状で8-10mm、小花柄や萼筒の毛はチョウジザクラより少ない。ふつう萼裂片に鋸歯はない。

 

2018.4.6 作成
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オクチョウジザクラ-全体

山麓の田んぼには、まだ雪が多く残っていました。
(2018.4 新潟県 旧・六日町)

オクチョウジザクラ-全体2

(2018.4 新潟県 旧・六日町)


オクチョウジザクラ-花

(2018.4 新潟県 旧・六日町)


オクチョウジザクラ-花2

花弁は1cm、花柱は無毛。
(2018.4 新潟県 旧・六日町)

オクチョウジザクラ-花3

柄にも萼筒にも毛はありますが、どちらの毛もチョウジザクラに比べて短かった。
ふつう、萼片に鋸歯はありません。(2018.4 新潟県 旧・六日町)

オクチョウジザクラ-花4

希に写真のような微鋸歯が見られるものもありました。
(2018.4 新潟県 旧・六日町)

オクチョウジザクラ-花5

咲き始めのものは柄がまだあまり伸びていませんでした。
(2018.4 新潟県 旧・六日町)

エクチョウジザクラ-葉
葉は倒卵形~倒卵状楕円形、先は長く尖り、重鋸歯があり、
鋸歯の先はあまり尖らない。葉柄に開出毛が見られます。
(2018.4 新潟県 旧・六日町)