ミツバフウロ

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フウロソウ科 Geraniaceae
丈は30-80cm、茎と葉柄には下向きの屈毛と圧毛が見られます。葉は1.5-10cmで3深裂、ふつう、側小葉が更に顕著に裂けることはありません
花は葉腋から伸びる柄に2つずつ付き、径1-1.5cm、ふつう、萼には短い圧毛が少しあり、花柄には下向きの屈毛と圧毛が密生しますが、開出するものもある。
萼に開出する毛のあるものはタカオフウロと呼ばれます。

 タカオフウロを変種に分ける場合の学名。但し日本の野生植物では品種とすべきとのコメントがあり、その場合はvar. 以下の記述は不要。

 

2016.8.7 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花2
  • 花3
  • 葉2

ミツバフウロ-全体

花が2輪ずつ付く所はゲンノショウコに似ていますが、丈は30cm以上、80cmくらいに
なることもあります。(2012.9 東京都高尾山)

ミツバフウロ-全体2

(2016.8 栃木県 旧・栗山村)


ミツバフウロ-全体3

タチフウロほどではありませんが、絡まりながらよく立ち上がっています。
(2012.9 東京都高尾山)

ミツバフウロ-花

雄性期。雄しべ10。
(2012.9 東京都高尾山)

ミツバフウロ-花2

もうすぐ雌性期。
(2016.8 栃木県 旧・栗山村)

ミツバフウロ-花2

萼に毛は少なく、あっても開出しない。花枝には下向きの圧毛が密生します。
タカオフウロはと呼ばれるものは開出毛。(2015.7 岩手県久慈市)

ミツバフウロ-葉

葉は3深裂、托葉は離生。
(2015.7 岩手県久慈市)

ミツバフウロ-葉2

脈状と縁に伏毛が見られました。
(2015.7 岩手県久慈市)

ミツバフウロ-茎

茎や葉柄には下向きの屈毛と圧毛があります。托葉は鋭三角状。
(2015.7 岩手県久慈市)