オオカモメヅル Tylophora aristolochioides


オオカモメヅル

分類
キョウチクトウ科 オオカモメヅル属
植生環境
山地
開花時期
6-9月 林内
地域
全国
特記
 -
特徴
ツル性植物。
葉は対生し、7-12cmの三角状広披針形で先が尖り基部は心形、柄があります。
花は葉腋から伸びた柄にそれぞれ多数付き、花冠は4-6mmと小さく、先端は5裂で平開し、裂片内側に毛が見られます。花色はエンジ色で濃いもの、淡いもの、時に白花があります。
異説
カモメヅル属 (Vincetoxicum) とする見解もある。
備考
エングラー : ガガイモ科
類似種
コカモメヅル : 葉が小さく長さ3-6cm。花冠内側の毛はごく短く密。葉の基部が深い心形。
コバノカモメヅル : 花冠径7-9mmと大きい。花冠内側に毛はない。葉の基部が円形~浅い心形。
撮影地
2013.6 千葉市  他

オオカモメヅル

対生する葉の葉腋に1つずつ、花序を付けます。薄暗い林内で花が葉に比して圧倒的に小さく、多くは葉に隠れるように咲いていて、花に気づきにくい。 (2013.6 千葉市)


オオカモメヅル

花は径4-6mm、花冠に毛があるのが特徴。花色に濃淡のバラツキがあり、白花も見られます。 (2013.6 千葉県佐倉市 / 2017.6 千葉県山武市)


オオカモメヅル

葉は対生し、三角状広披針形~卵形で先が尖り基部は心形、柄があります。 (2013.6 千葉市)


オオカモメヅル

果実は5-7㎝の紡錘型。 (2017.8 千葉市)