エゾヨツバシオガマ

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 ハマウツボ科 Orobanchaceae
 ゴマノハグサ科 Scrophulariaceae
丈は10-60cm、葉は4輪生、時に3-6輪生し長楕円状披針形で3-10cm、羽状に全~深裂、裂片は更に浅く裂けます。
花は各段に4つずつ付き、花冠はピンク色で12-20mm、萼から出たところで下側に屈曲します。上唇嘴部はヨツバシオガマより短く1.5-4mm、下唇は3裂で裂片は同形。
花の段数が7-12段になるものはキタヨツバシオガマと呼び東北に、それ以上のものはレブンシオガマと呼び北海道・礼文などで見られますが、区別しないという見解もあります。

 

2021.1.10 更新
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エゾヨツバシオガマ-全体

日本海側の高山でよく見るシオガマです。バリエーションがいろいろあります。
(2009.7 群馬県至仏山)

エゾヨツバシオガマ-全体

(2009.7 群馬県至仏山)


エゾヨツバシオガマ-花

萼の出口付近で花冠は折れ曲がります。嘴の長さは
北に行くほど短くなる傾向があります。(2009.7 群馬県至仏山)

2020.11.2

従来、異説として掲載していた内容に修正しました。

従って、中部山岳のもののうち、白馬岳周辺のものの多くをエゾヨツバシオガマとし、それ以外のものはヨツバシオガマとしました。

2021.1.10

白馬岳のものを見直した結果、ヨツバシオガマとしました。