コシオガマ / シロバナコシオガマ

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 ハマウツボ科 Orobanchaceae
 ゴマノハグサ科 Scrophulariaceae
丈は30-60cm、全体に腺毛が密生し、かなりベタつきます。茎はよく分枝します。葉は20-35mmの三角状卵形で羽状に裂け、裂片には鋸歯があります。
花は上部の葉腋に2cmほどの花を1個ずつ付けます。上唇はかぶと状で先端が2裂して反り返り、下唇は上唇に比して少し長く、3裂し、中央に2つの大きな白い突起が見られます。萼は鐘形で5裂。萼、花冠筒部外側には腺毛が多い。

 

2017.9.24 更新
  • 全体
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  • 花2
  • 葉2
  • 葉3
  • 葉4
  • 茎2
  • 春姿
  • シロバナコシオガマ
  • 同2
  • 同・花

コシオガマ-全体2

丈は普通30-60cmですが、ここのものはそれより大きい。
(2013.10 千葉市)

コシオガマ-全体2

(2014.9 長野県塩尻市)


コシオガマ-全体3

林縁にあったもの。
(2016.10 千葉市)

コシオガマ-全体4

(2017.9 長野県 旧・長谷村)


コシオガマ-全体5

(2017.9 長野県 旧・長谷村)


コシオガマ-花

花冠は長さ2cmほど、萼には腺毛が、花冠の外側にも腺毛が多く見られます。
上唇は反り返ります。(2013.10 千葉市)

コシオガマ-花2

下唇に白い出っ張りが2つあり、やや長めの毛が見られます。
花柱は飛び出さず、花冠よりわずかに短い。(2017.9 長野県 旧・長谷村)

コシオガマ-実

葉には腺毛がびっしりとあり、ベタ付きます。
中央は果実で、同様に腺毛が見られます。(2011.11 千葉県四街道市)

コシオガマ-葉

葉は三角状卵形で羽状に裂けます。白い糸状のものは終わった
花の花柱で基部に萼が見えています。(2014.9 長野県塩尻市)

コシオガマ-葉2

葉表。葉軸と葉脈に腺毛が見られます。
(2014.9 長野県塩尻市)

コシオガマ-葉3

葉裏には長短の腺毛がびっしり。
(2014.9 長野県塩尻市)

コシオガマ-葉4

下部の葉では葉序の軸にも開出する長い毛が混じります。
(2016.10 千葉市)

コシオガマ-茎

茎には長い毛と短い腺毛が見られます。
(2014.9 長野県塩尻市)

コシオガマ-茎2

上部の茎では、腺毛以外、開出する毛は少なくまばら。
(2016.10 千葉市)

コシオガマ-春

根生する葉が芽吹いていました。花期には枯れてなくなります。
(2014.4 千葉市)

コシヤガマ-種

種子は1mmほどの楕円状球形で縦に走る翼が見られます。
(2018.11)

シロバナコシオガマ-全体

道沿いにコシオガマがものすごく沢山ありましたが、全部白花。ピンクもあるだろうと
探しましたが1つもなし。こんなこともあるのかと・・・。(2014.10 静岡県南伊豆町)

シロバナコシオガマ-全体3

他の白花品同様、葉の色が普通のものより明るい色をしていました。
(2014.10 静岡県南伊豆町)

シロバナコシオガマ-花

花冠下部に斑だけピンクが残っていました。
(2014.10 静岡県南伊豆町)