ユウガギク Aster iinumae


ユウガギク

分類
キク科 シオン属
植生環境
開花時期
8-10月 やや湿ったところ 田のまわり
地域
近畿以北
特記
 -
特徴
田んぼの周りなどでよく見られる野菊。
丈は40-150cm、よく分枝し、側枝は広角度で伸びます。葉は7-8cmの卵状長楕円形、縁は浅裂~羽状中裂し両面に短毛がありますが、触るとツルッとしています。
頭花は径2.5cm、白~淡青紫色、総苞片は3列。冠毛は短く、ふつう横から見えない。種子の稜に腺毛がない。
備考
エングラー : キク科
類似種
カントウヨメナ : 種子の稜に腺毛がある。外観だけで確実に見分けるのは困難。
ノコンギク : 陽当たりの良い草地や林縁等で見られ、開花時に頭花を横から見ると冠毛が見られる。葉はザラ付く。
撮影地
2010.10 栃木県渡良瀬遊水地  他

ユウガギク

側枝が横に広がる傾向が見られます。良く似たカントウヨメナは斜上する傾向。 (2014.10 千葉市)

ユウガギク

頭花は2.5-3.5cm。花色は多くが白。冠毛は見えません。 (2014.10 千葉市 / 2010.10 栃木県渡良瀬遊水地)

ユウガギク

葉はザラついて見えますがさわるとツルっとしていて薄い。 (2014.10 千葉市)