ハンゴンソウ Senecio cannabifolius

2023.9.22 更新

ハンゴンソウ

分類
キク科 アキノキリンソウ属
植生環境
山地
開花時期
7-9月 やや湿り気のあるところ
地域
中部以北
特記
 -
特徴
湿り気のある草地や林縁などで群生している姿をよく目にします。
丈が1-2mにもなります。葉は柄を含めて10-20cmで、羽状に3-7深裂し、裂片は披針形で先は鋭く尖り、細かな鋸歯が見られます。
花は茎頂に散房状に多数付き、径2cm、舌状花は5-7個、総苞は筒形で長さ5-6mm。
備考
エングラー : キク科
類似種
キオン : 茎葉は披針形~長楕円形で裂けない。
撮影地
2008.8 新潟県妙高市  他

ハンゴンソウ

丈が2mくらいになるものも見られ、大型の散房状花序を付けます。 (2017.8 群馬県尾瀬)


ハンゴンソウ

頭花は径2cm、舌状花は1列、5-7個で12-13mm。 (2015.7 青森県八甲田山)


ハンゴンソウ

総苞は5-6mmで総苞片は1列、基部に2-3mmの小苞片が付く。 微細な毛が多く見られました。 (2015.7 青森県八甲田山)


ハンゴンソウ

葉は3-7深裂、裂片は披針形、鋭頭、微細な鋸歯が見られます。 (2016.8 岩手県岩泉町)


(虫こぶ) ハンゴンソウメタマフシ

ハンゴンソウ

タマバエの一種による側枝の芽に出来た虫こぶ。 (2007.9 群馬県片品村)