アレチノギク Erigeron bonariensis

2023.11.3 更新

アレチノギク

分類
キク科 ムカシヨモギ属
植生環境
開花時期
5-10月 草地
地域
外来種 (南米原産)
特記
 -
特徴
主茎は30cm程度しか伸びず、側枝が主茎を越えて伸びるのが特徴。側枝は高さ50cmほどまで伸びます。全体的に灰白色の毛が多い。葉は線形でしばしばよじれ下部の葉は羽状に裂けます。
頭花は総状に多数付き、舌状花は小さく、ほとんど目視できません。総苞は5mmでタル形。
オオアレチノギクに押されて少なくなっているそうですが、田んぼまわりなど時折草刈されるような草丈の低い場所ではよく見られます。
備考
エングラー : キク科
類似種
オオアレチノギク : 側枝は主茎より短い。総苞は3-4mmで卵形~つぼ形。
ヒメムカシヨモギ : 丈は1-2mになり、上部以上で多数側枝を出す。総苞は3mmの円筒形。
撮影地
2016.6 千葉市  他

アレチノギク

主茎は30cmくらいまでしか伸びず、側枝が主茎の高さを超えて伸びます。 (2020.7 千葉県富津市)


アレチノギク

全体に灰白色の毛が多く見られ、花序も毛が目立つ。 (2023.9 千葉市)


アレチノギク

総苞はタル形で長さ5mm、オオアレチノギクやヒメムカシヨモギより大きい。舌状花はありますが非常に小さく、目視できない。 (2014.7 千葉市)


アレチノギク

茎葉は線形。茎や葉に長い毛がまばらに見られます。 (2014.7 千葉市)