ヒメムカシヨモギ Erigeron canadensis

2024.10.2 更新

ヒメムカシヨモギ

分類
キク科 ムカシヨモギ属
植生環境
里 山地
開花時期
8-10月 荒れ地 道ばた
地域
外来種 (北米原産)
特記
 -
特徴
高さは1-2mにもなり、いかにも、夏の「雑草」らしい風情です。
茎には粗く開出する毛が見られます。茎葉は3-10cmの線形で縁にはまばらな鋸歯があり、両面に粗い毛が見られます。根生葉はへら形でやや大きな鋸歯が見られます。
頭花は円錐状に多数付きますが、複総状に見えることも多い。頭花の径は3mm、総苞は筒形、総苞片は線形で3-5列、舌状花は小さいが、ふつうに目視できます。
備考
エングラー : キク科
類似種
オオアレチノギク : 丈は~50cm、側枝は主茎より長く伸びる。総苞はタル形で長さ6mm。
アレチノギク : 総苞は卵形~つぼ形で長さ5mm。
撮影地
2014.8 千葉市  他

ヒメムカシヨモギ

側枝は鋭角に長く伸び、再分枝するがその枝は短く、全体として扇状のシルエットになります。 (2014.8 千葉市)


ヒメムカシヨモギ

 (2014.8 千葉市)


ヒメムカシヨモギ

頭花は径3mmほど、舌状花は小さいが目視出来ます。総苞はやや長めの筒形で長さ3mm、総苞片は3-5列。 (2016.8 千葉市)


ヒメムカシヨモギ

葉は線形。縁毛が見られますが、葉先のほうは寝ていて目立たないことが多い。 (2014.8 千葉市)