オオアレチノギク Erigeron sumatrensis

2024.10.2 更新

オオアレチノギク

分類
キク科 ムカシヨモギ属
植生環境
開花時期
7-10月 荒れ地 道ばた
地域
外来種 (ブラジル原産)
特記
 -
特徴
雑草らしい雑草で、荒れ地などで非常によく見られます。
丈は0.8-1.8m、茎には開出した毛が多い。葉は線状披針形~線状倒披針形で両面に短毛があり、4-8対の低い鋸歯が見られます。上部の葉は線形、全縁。側枝は主茎より短い。
頭花は茎頂に円錐状に多数付き、総苞は3-4mm、総苞片は3-4列、舌状花はありますが小さく、総苞に隠れていて見えにくい。
備考
エングラー : キク科
類似種
アレチノギク : 側枝は主茎より長く伸びる。総苞はタル形。
ヒメムカシヨモギ : 丈は1-2mになり、上部以上で多数側枝を出す。総苞は3mmの円筒形。
撮影地
2020.7 千葉県富津市  他

オオアレチノギク

側枝は伸びるが、主茎より長くは伸びず、全体に円錐状の花序になる。 (2020.6 千葉県栄町)


オオアレチノギク

花序には白毛が多く、白っぽく見えた。(2020.6 千葉県栄町)


オオアレチノギク

総苞はアレチノギクに比して細く、筒形、片は3-4列。舌状花はあるが、この写真でもほとんど確認できない。 (2019.10 千葉市)


オオアレチノギク

葉は狭披針形。茎には開出した毛が多い。(2006.9 千葉市)