カワラヨモギ Artemisia capillaris

2023.10.3 更新

カワラヨモギ

分類
キク科 ヨモギ属
植生環境
海岸 里
開花時期
9-10月 砂地 河原
地域
東北以南
特記
 -
特徴
丈は0.3-1m、茎の下部は木質化します。茎葉は1.5-9cmで1-2回羽状全裂で裂片は糸状、はじめ絹毛が多く、次第に脱落します。根生葉はロゼット状で長い柄があり、葉身は1.5-4cmで2回羽状全裂、最終裂片は糸状。
頭花は大きな円錐花序に付き、長さ1.5-2mm、総苞は球形で総苞片は3-4列。
備考
エングラー : キク科
類似種
クソニンジン : 葉は3回羽状全裂、絹毛はない。
撮影地
2014.9 長野県伊那市  他

カワラヨモギ

花はとても多数付き、小花序は小さな線形の葉の葉腋から伸びている。 (2014.8 青森県深浦町)

カワラヨモギ

花は長さ1.5-2mmほど、総苞は球形で片は3-4列。 (2014.8 青森県深浦町)

カワラヨモギ

葉は2回羽状全裂で最終裂片は糸状。全体に毛が多いですが、後に脱落して見られないこともある。 (2015.5 青森県深浦町)

カワラヨモギ

花期には下部の葉は見られないことも多く、上部の葉は針状の裂片になってかなり印象は異なる。 (2014.8 青森県深浦町)