2024.10.2 更新
分類 |
キク科 ムカシヨモギ属 | 植生環境 |
高山 |
開花時期 |
7-8月 | 砂礫地 草地 | |
地域 |
白馬岳以東・以北 | 特記 |
- |
特徴 |
アズマギクの高山版。学名上はアズマギクの亜種ですが、進化上はこちらが母種とも言われます。 丈は10-40cm、茎には軟毛が見られます。茎葉は1-5cmのヘラ形~線形で縁に軟毛があります。ロゼット形に付く根生葉は果期にも残ります。 頭花は茎頂に1つ付き、径3-4cm、花色は北ア・上信越はピンク、東北以北は淡青紫、舌状花は2-3列、総苞は半球形で総苞片は3列で軟毛が見られます。冠毛は2.5mmで白い。 |
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付記 |
従来の基準標本E. thunbergii subsp. glabratusはムツアズマギクと判明したため、新基準は早池峰産のものとなった。新たに学名も付け替えた。(2022) | ||
参考文献 | 植物研究雑誌 97(1): 1–22 日本のミヤマアズマギク類(キ ク科) 門田裕一,三浦憲人 (2022) | ||
備考 |
エングラー : キク科 | ||
類似種 |
アズマギク : 冠毛が褐色で5mmと長い。 ムツアズマギク : 頭花は散房状に2-5個。 ジョウシュウアズマギク : 全体に小型で根生葉が細くて無毛。茎葉も小さい。 |
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撮影地 |
2008.7 岩手県早池峰山 他 |