オトコヨモギ Artemisia japonica subsp. japonica

2023.10.3 更新

オトコヨモギ

分類
キク科 ヨモギ属
植生環境
里 山地
開花時期
8-11月 草地
地域
全国
特記
 -
特徴
丈は0.5-1.5m。葉は4-8cmのヘラ状くさび形で、上半分に大きな歯牙があり、羽状に切れ込むこともありますが、下半分にはありません。
頭花は円錐花序に付き、径1.5mm、長さ2mmの卵球形。総苞片は4列。
備考
エングラー : キク科
類似種
ハマオトコヨモギ : やや丈が低くて基部が倒れることが多く、葉が厚く、花が密に付きます。
ヨモギ : 葉はキク葉状に1-2回裂ける。
撮影地
2016.10 千葉県山武市  他

オトコヨモギ

花の頃は特徴的な下部の葉は枯れてしまうことが多いが、上部の葉も菊葉状にはならない。 (2014.10 千葉県山武市)

オトコヨモギ

頭花は葉腋から伸びる小花序に複総状、或いはスリムな円錐状に付く。 (2014.10 千葉県山武市)

オトコヨモギ

総苞は卵形、片は4列と言われますが、どれも3列しか確認できなかった。外片は小さく卵形。 (2016.10 千葉県山武市)

オトコヨモギ

葉はヘラ状くさび形でタテに裂けます。が、図鑑などによると変化が多く、羽状に切れ込むものもあるそうです。 (2014.10 千葉県山武市)